音楽百景セッションズ。

2021/02/19 21:00

TRIOの新しい企画が始まります。

コロナ禍でライブ自粛が始まってから約1年。ちょうど昨年2月、東京に出向いて行うはずだったライブ企画「音楽百景」を断念。以来、自主企画ライブができない状況は続いています。
長期化するこの状況下の中で、「落ち着いてからライブを。」などと構えていますと、私のような世代のものには、知らず知らずのうちに白髪の割合とシワの数が増え、さらに、酒量も増え(こちらはただのわがままですが)、という現実。時間は、皆に平等に与えられるものではありますが、同時に「時の流れ」というのはなんとも残酷なものです。

「音楽百景」の自主企画を映像でお届けできないか、と考えました。
動画については、ずっとメンバーと相談を重ねていました。配信のライブも計画しましたが、一緒にやりたいMV映像チームは引っ張りだこ(映像が最高だから引きが強いんだけど)でなかなか週末のスケジューリングが難しかったり、あと正直、今まで配信をしていない僕ら的にも乗り遅れた感があります。

そこで、スタジオライブ映像を制作することにしました。大きな目的は2つ。

1つ目は、ファンの皆様に僕らの元気な姿を届けること。リアルな僕らを出していこうと思ってます。たったの1年だったかもしれないけど、メンバーが変わったり、ラジオを始めたり、僕はコンタクトレンズをやめたり、体重も増えたり、色々変わっています。そのリアルな僕らをお届けしたい。それで、そんなことで、面白がってくれる方が一人でも増えたら、アーチストとしてこんなに幸せなことはありませんからね。
田舎に住んでいるから、そもそも皆さんの前にいつでも現れることが出来ない僕らにとって、スマホという最強の一億総再生マシンに無料で忍び込めるチャンスでもあるんです。

2つ目は、制作そのものを自分らで楽しんで行こう、というもの。理由はともあれライブをやらないことでバンドのテンションが下がる、これは紛れもない事実。では配信ライブは?いうと、ハコの配信環境がないと、実は相当の仕込みやネタ、勿論費用が必要と判断。自分らのやり切った感を考えると、弱小球団の僕らに関して言えば制作楽しんでやった方が無観客試合よりも楽しさをお届けできるかな、と考えたわけです。動画配信ライブで4〜5人の方が出入りする状況を想像すると、元気与えるどころか、きっと体力気力、いろんなもの奪われて長続きしないだろうな、と考えました。
まとめると「制作してあげていこー」というところです。

「音楽百景セッションズ」は、MVと違って基本ライブ演奏収録です。先々はスタジオを飛び出して、いろんなロケで録音したいと思ってます。

制作には、最近色々と一緒に物作りをやっているFMまつもとの久納ヒサシくんが入ってくれます。アイディア出し〜編集まで制作のあれこれを担当してくれます。ラジオのとき、遠慮気味に「披露宴の記録ビデオくらいしかできないけど。」と言ってたけど、いやいや、そういうのやって行きたいんですよ。あんなに美しくそして記憶に残る記録はありませんからね。思いは画にのるもの。

僕らの機材、まあろくなもんはないけど、ホームビデオやスマホ、カーステやらラジカセ、デンスケ、各家に転がってるいろんなもの試しながら収録して、僕らのカッコ良し、を映像化して行きたいと思ってます。色んな思いつきを手探りで楽しんでいきます。

そうこうしているうちに、きっとリアル音楽百景が開催出来る日が来ます。その時は、またいつもの通りにお会いしましょう。

まずは、TRIOの自己紹介を兼ねた映像が出来上がりました。リアルとドリーミーな雰囲気が行き来するようなトレイラー映像です。どうぞイマジネーションを膨らませながら、本編のsession001をお待ち下さい。

では、乞うご期待ってことで。

2021年2月19日
鈴木恵


鈴木恵TRIOよりご報告。

2021/02/04 20:17

日頃から応援をいただきありがとうございます。
今日は、とても素敵なご報告があります。本日より鈴木恵TRIOへ新たにベースの金子龍成くんが参加することになりました。

金子くんといえば、EXTENSION58のベーシストにして、DJ、そして音楽狂であることは誰もが認める周知の事実。併せて僕の音楽の良き理解者でもあり、時に良きブレーンでもありました。
そして何より「また金子と音楽で遊べる!」わけなので、新潟の音楽シーンにとってはかなりハッピーな出来事であることに違いありません。

彼と最初に出会ったのは2002年。2001年当時、僕はEXTENSION58で『Hello,It’s Me!』をリリース。自分史上、最大セールスの金字塔を打ち立てるのですが、「よしこれからだ!」という時に、メンバーの脱退でドラムと2人きりになってしまうのです。「ガンガン行きたいけどライブが出来ない。。」と焦る気持ちの中、悩みの日々は続きます。そんな時、彼と出会うのです。今考えれば運命的な出会いということになるのでしょうか。まだ若かったので怖いものなんて何もない歳頃。練習もろくにせず、本番1週間前にギターをベースに持ち替えた金子くんと3人でライブをやったのは、、、もうどんなライブか、思い出すのも怖くて、忘れちゃいました。

あれから20年。今度は、鈴木恵TRIOというバンドで最高のアルバムをリリースした後に自らで同じ轍を踏むことになってしまうのです。またもやドラムと2人きり。。そこでもう1度、今度は20年後の金子くんに力を貸して欲しい、とTRIOへの参加をお願いしました。

しばらく会ってなかったし、今どんな状況かもわからなかったけど、久々に会ってみてただ一つ言えたのは、音楽を愛することや、良いもの探しに落ち着きがないことなど、出会った当時とお互いあまり変わってなかったのです。「こりゃまだまだ面白いこと一緒にやれるな」ってすぐに確信できました。「まずは今の3人でやれることからやってみよう」ってことで、3人での新出発を決意し、今日の日を迎えました。

練習もボチボチ始めながら、感覚を取り戻し始めています。tromboneのyanさんも力を貸してくれて、現在4人で音作りを始めました。世の中が落ち着いたら、いち早く皆さんの前で演奏したいです。

コロナ禍がまだまだ続いておりますが、皆さまと同じ思いで事態の収束を願っています。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

2021.2.4
鈴木恵TRIO/鈴木恵